ワルツの歴史

こんにちは

早いものでもう3月も下旬。
気づけば4月で何か新しいことを始めるのにいい季節になってきました

今日はそんな何かを始めたいと思っている人にも
興味を持ってもらうべくワルツについて掘り下げてみたいと思います!

ワルツの祖先

以前、「社交ダンスの起源」
という記事でも触れましたが社交ダンスはワルツから始まりました。
そのワルツの元となった踊りが、13世紀ごろから西オーストリア・
南ドイツで農民が踊っていたヴェラー(Weller)というものです。

このヴェラーは現在のホールドはしないものの、
男女がピッタリと寄り添って踊るので不潔・挑発的であるという理由で法律で禁止されてしまい、貴族たちは踊ることができなくなってしまいました

しかし!アルプスの渓谷の奥までは監視の目が行き届かなかった為に
農民たちはお構いなしに踊ってしまいます笑

そうして踊り継がれていく内に16世紀に入ると都市部へと渡り、
都市部で人気になった結果宮廷にも持ち込まれ、
ここでやっと貴族たちもこの踊りに触れることができました。

長かったですね

元々禁止されていた踊りが宮廷でも踊られる様になったということは、
それなりにこのヴェラーも上品にアレンジされていきます!

その上品になったものがヴァラー(Waller)となりそこからヴァルツァー(Waltzer)
と進化していったのであります。もうここまでくるとWaltz(ワルツ)ですね!

会議は踊る

このように段々と人気となったワルツですが、
世界的に有名になったきっかけが1814年のウィーン会議です。

ウィーン会議を行った際に舞踏会も同時開催したことでウィンナーワルツが有名になり、
「会議は踊る、されど進まず」というあの有名な言葉が生まれました。

なんとなく耳にしたことのある言葉ですが物理的に踊っていたとは…

ということで、今回はワルツについて前回とは少し違う視点で掘り下げてみました!
他にも音楽的な観点からもお伝えできたら面白そうですね

さてさて次回は何の種目がピックアップされるでしょうか?
次の更新をお楽しみに♪