こんにちは
講師の中村誠です!
ダンスの歴史シリーズ今回は、、ジャイブについてお伝えします。
終戦後の享楽ムードのアメリカにて
ルーツは戦争から解き放たれた享楽ムードのアメリカ、バーやキャバレーの発展。
そういった場所ではジャズが演奏され、ジャズの発展とともにフォックストロットが流行しました。
フォックストロット→チャールストンの流れは以前投稿したスローやクイックステップでも触れてきましたね!
しかし、当時のニューヨーカー達はチャールストンだけでは飽き足らず、さらに女性をクルクルと左右に回すリンディホップというダンスを開発します。
そしてこのリンディホップもまた世界的に流行する事となり、さらにスイングジャズの速いリズムにマッチするように進化してゆき、それがジッターバグという名で呼ばれる様になりました!
ジッターバグ、ジッターバーグはあのダンス
実はこのジッターバグというダンスは日本にも伝えられました!
しかし日本では「ジッターバグ」という呼び名が難しすぎたのか、「ジルバ」の名前で一般的に浸透しました。そう、あのジルバの正体はこのジッターバグなのです。
ご存知でしたか??
そしてジャイブへ
世界恐慌を乗り越え世界的に流行したジッターバグ。1940年代に入りアメリカ兵によりヨーロッパに新しいジッターバグのステップが伝えられそして洗練されてゆき、それをジャイブと呼びました。
思えばジルバとジャイブのステップってだいぶ似てますよね!
そして時代は進み1960年代になるとイギリス人教師のウォルター・レアードが中心となり基礎ステップの定例化と審査ポイントの整備が行われ、5つ目のラテン競技種目「ジャイブ」が正式に誕生する運びとなりました。
というわけで今回はジャイブを取り上げてみました!
以前からジルバとジャイブのステップは同じものが結構あるな〜と思っていましたがまさかの真相でした。
歴史を紐解いてゆくとなんとなく苦手意識のあった種目についても理解できた気分になり、ちょっとやってみようという気持ちになりますね♪
それではまた次回の更新で!