スローフォックストロットの由来、知っていましたか?

こんにちは
先日、家でカレーをラップせずにレンジにかけていたら爆発してしまいました
講師の中村誠です!

芸人登場シリーズを続けようかと思いましたが誠太夫の評判が芳しくなかったので路線変更してみました。
人生何事もトライ&エラーですね。

さて!今日はスローフォックストロットについてお伝えします!

スローフォックストロットの始まり

スタンダード種目の中でもワルツ、タンゴの次に習うことが多いこのスローフォックストロット。
ジャジーな音楽にゆっくりとした4拍子が特徴のダンスです

この種目も実は元になった踊りがありました。

それはというと…

時は遡ること19世紀末、アメリカでジャズの前身として「ラグタイム」という音楽が生まれました。
この音楽に合わせた踊りの一つに「フォックストロット」があります。
この時のフォックストロットは実は今のクイックやジルバに近いもので、スピーディでアクションの激しい踊りでした

この踊りが流行った背景には、それまで主流だったワンステップというダンスの拍の取り方が一定で単調であったために新しいジャズの音楽に対応できず、それに変わって速い拍と遅い拍(slow,slow,quick)が組み合わさったフォックストロットがまずアメリカで流行しました

そしてその後、同時期に流行した「チャールストン」というダンスとも組み合わさることでヨーロッパでも流行することとなります。
そしてそして、イギリスでワルツの要素を取り入れて作られたのが「スローフォックストロット」です。流石のアレンジ力ですね。

名前の由来を知っていましたか?

スローフォックストロットの名前の由来というと皆さんは何を思い浮かべますか?
よく聞く説は「Slow Foxtrot」足の運びが狐の忍び歩きの足取りに似ているからというものですね
ですがこの説は世界的には全く公認されていません!残念!
正しくはハリーフォックスという人物が自分の名前を冠した踊りとして「フォックストロット」を発表したことが由来です。
ただ、スローのステップの足取りを見ていると狐の足取りが由来と言われても納得してしまうような部分があるので本当に意味が含まれているのかもしれませんね!

今回はファンも多いスローフォックストロットについて書いてみました!
個人的に意外だったことはスローの名前の由来は狐は関係なかったということですね。
他の種目もこういった事実が沢山隠れてそうな予感がしました!

最後に、きっとこの記事を見たあなたはきっとスローを踊りたくなったはず。
では次回の更新をお楽しみに♪